令和4年4月17日(日)日本百名山にも数えられる表丹沢の山開き神事を斎行しました。早朝より、出雲大社相模分祠神職による、厳粛な神事が斎行され、登山者の安全が祈念されました。引き続き、遭難者慰霊祭が斎行され、ご冥福をお祈りしました。
例年山開き神事に併せ、秦野に春の訪れを告げる「秦野丹沢まつり」が、開催されますが、感染症予防の為中止となり、「登山安全祈願式」「遭難者慰霊祭」のみ神職、参列者により斎行しました。
―丹沢御朱印―

山開き神事で登山者の安全を祈念して、奉製しました。神奈川県立戸川公園前 大蔵入り口にある山守茶屋(やまもりちゃや)で頒布しております。(和紙に浄書された朱印のみで日にちなどを書くことはできません。)お賽銭箱に入れてお持ち帰り頂けます。
朱印には「表丹沢 真秀場 秦野」の神璽が押印されております。「真秀場」とは、「人々が暮らす場として優れた所」を意味する古語です。古事記(712年)の中で「倭は国の真秀ろば たたなづく青垣 山籠れる大和うるわし」と倭建命が国をしのんで歌われました。
伝説によれば倭建命は東征の折、秦野を訪れ、表丹沢菩提で休憩し、二ノ塔付近にある岩を踏み締めると湧水が溢れ出たとされる足跡があるといわれます。


